内容説明
もうすぐクリスマス。ウィロビーさんのおやしきにとどけられたのは、みたこともないようなおおきなクリスマス・ツリーでした…。
著者等紹介
バリー,ロバート[Barry,Robert]
1931年、アメリカのロードアイランド州ニューポートに生まれる。ロードアイランド・デザイン校を卒業後、スイスのチューリッヒの美術工芸学校、ドイツのミュンヘンの美術アカデミーで学ぶ。1957年、はじめての本『フェイント・ジョージ』で、ニューヨーク・タイムズ紙のベスト・テンに選ばれる。1963年に刊行された『おおきいツリー・ちいさいツリー』が評判となり、その後も絵本の制作にたずさわっている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
85
クリスマス絵本。特別に運ばれてきた特別special大きいツリー。早速大広間の隅に置いたら、先っぽが天井につかえてしまった。執事が先を切り、小間使いに渡す、小間使いも先を切り取り、先っぽは外のゴミ箱へ。それを拾った庭師が家に持って帰って~と、続く。みんなを幸せにしてくれるスペシャルなツリーだった。いい話。2020/12/08
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
79
山のてっぺんからお金持ちのお屋敷に届けられたクリスマスツリー。見たこともないほど立派な立ち姿で、お屋敷の大広間の天井につっかえてしまいます。仕方なくツリーの先をバッサリ。それは小間使いの女性に贈られました。まだまだ素敵なツリーの姿をしていて、女性の部屋には大きすぎたので、先をチョキン。それはまた……。幸せのおすそ分けがリレーになって、ユーモラスでハッピーなストーリー。2000年10月初版。2015/12/12
♪みどりpiyopiyo♪
55
もうすぐクリスマス。ウィロビーさんのお屋敷に届けられたのは、見たこともない大きなクリスマス・ツリーで、先っぽが天上につっかえてしまいました…。■小さい子たちが喜びそうな たのしいお話♪ ウィロビーさんかわいい(ღ′◡‵) 執事のバクスターさんかわいい(ღ′◡‵) そうしてそして どこまでも旅するツリーの先っちょかわいい(ღ′◡‵) ■繰り返しの物語ってたのしいですよね。みんなににっこりのクリスマス、森のみんなも良かったね♪ (1963年)2016/12/24
かおりんご
55
読み聞かせ(258)クリスマス前なので読んでみた。知っている子が多かったけれど、楽しく聞いていた。どんどんツリーが小さくなっていくのが、おもしろい!どのツリーもすてきなツリーでした。2014/12/24
annzuhime
53
クリスマス用に購入した1冊。大きなツリーの先っぽ。家に合わせて切られたその先っぽをまた切って。1本の大きなツリーからたくさんの幸せなお裾分け。読んでてフフフと笑みがこぼれる作品。小学2年生の長女は学校の図書室で読んでいたみたいで、購入したのを見せるととても喜んでいました。また1冊、お気に入りのクリスマス絵本が増えました。2021/12/19