内容説明
あなたの「心理学」のイメージは間違っていませんか?大学の心理学科を選ぶ前に読んでください。高校生のための、若い心理学者たちからのガイドブック。
目次
第1章 心理学とは
第2章 頭の働きを理解する
第3章 ゆりかごから墓場まで
第4章 学びのプロセス・教えの背景
第5章 影響を与え合う人々
第6章 こころの病に取り組む
第7章 大学の心理学科はどんなところか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
morinokazedayori
57
★★★★★心理学は高校までの授業で習わず、一般的には大学で専攻する人しか学ばないので、世間の持つ心理学のイメージと実際の心理学にはズレがある。そのズレを埋めるための、心理学への入学を考える高校生に向けた、心理学の概説書。心理学とは何か、何を扱うのか、どう研究するのか、卒業後の進路はなど、役に立つ情報が満載。心理学を専攻するにせよしないにせよ、心理学が何かを理解することで物のとらえ方が変わってくる。高校生にはぜひ一読を勧めたい。大人向けの入門書としても最適。2016/10/31
葉月ねこ
20
高校生向けということでなんか教科書っぽい語り口で懐かしい。心理学はカウンセラーになりたい人だけのものではない。発達心理学は、思春期の子どもを育てる親が子どもを理解するのに役に立つように、日常に活かせる。心理学についての誤解を正してくれる1冊。2020/11/08
シュー栗ィム
4
今まで「心理学」と、ひとまとまりで考えていたんですが、この本を読んで心理学は「実験心理学」や「発達・教育心理学」など細かく分かれていることが分かりました。その一つ一つの説明もすごく分かりやすかったです。中でも私は「社会心理学」を学んでみたくなりました。2011/03/30
そちゃ
3
そうそう、これを読んで大学を変更したんだ。中高生に、すすめたい。
ユラニト
3
レポートのネタの足しになるかな?と思い手に取った本。ミステリーが好きなので心理学と言うと『犯罪心理学』のようなイメージがついていたのですが今まで自分って安直で視野が狭かったなと思い知らされました。心理学って色々種類もあって面白い。2013/06/27