内容説明
光男さんは『レストラン三つ星』のコックさん。でも、お店にはちっともお客さんがはいりません。そんなある夜、黒と青のしまもようのネコがやってきて、こんなことを言うのです。「スープのあじが、いまひとつだなあ。」…小学校初級以上向き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
46
茂市さんの絵本にはずれはありません。のらネコたちに餌をあげていた光男さんですが、彼のレストランはジリ貧。そんな時に現れたのが黒と青の毛のネコ(リゲル)でした。翌日朝はやくからリゲルが現れ、料理からデザートのクッキー、そしてお店を居心地よくする為に白いテーブルクロスと生花を用意するようにアドバイス。テーブルクロスにお花、そして食後のコーヒーにラングドシャのクッキー。お客様をもてなす心を教えられました。お店が繁盛して忙しくなっても、ちゃんとのらネコたちに餌をやってる光男さんにほっこり。2016/10/25
千尋
11
茂市久美子さんの本が好きで図書館で借りてきた本*光男さんが営む『レストラン三つ星』・・しかし、お店にはお客さんがちっとも入りません。そんなある日、黒と青のしまもようの猫・リゲルがやってきて、光男さんに手助けをします*本に出てくるブイヤベース風味のロールキャベツとラング・ドゥ・シャというクッキーがとても美味しそうでぜひ食べてみたいなと思ってしまいました(^-^)*2013/01/07
しげ
7
ブイヤベースのロールキャベツ、食後のコーヒーにはラング・ドゥ・シャがついてくるという絶品ワンコインランチ、満足すること間違いなしですね。こんなお店が近くにあったらわたしも通いたいです。ちょっとぜいたくな気持ちになれる物語でした。料理とおもてなしは、ひと手間かけることが大事なのですね。2013/01/12
花林糖
5
(図書館本)ネコが料理などを指南したレストランがあれば絶対に行ってみたい。ネコ・料理となんて美味しそうな組み合わせのお話なんでしょう。ほんわか美味しそうなお話。2015/03/02
nozo
5
ブイヤベース風味のロールキャベツ・・・食べてみたい。 すごく美味しそう♪ あと、食後のコーヒーとクッキーもね(*^_^*)2012/06/01