内容説明
子ぎつねコンが見つけた花は、とてもふしぎな赤い花でした。…表題作、「花いっぱいになぁれ」ほか、きつねの登場するお話と、ちいさいモモちゃんがかつやくするかわいいお話を、いっぱいあつめました。
目次
きつねとたんぽぽ
子ぎつねコン
花いっぱいになぁれ
コンのしっぱい
テレビにでたコン
きつねのこのひろったていきけん
ジャムねこさん
オバケとモモちゃん
おんにょろにょろ
モモちゃんの魔法
ソースなんてこわくない
モモちゃんちは水びたし
夜ですよう
小さなもぐら
まねっこぞうさん
ぽんぽのいたいくまさん
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜(いざよい)
18
子ぎつねコンが見つけた花は、とてもふしぎな赤い花でした。風船をお花と勘違いした子ぎつねが、風船を植え、水をやり、いつの間にか立派なひまわりが咲いたという、ほのぼのなお話し。風船がお花に見える…という発想は無かったなぁ。2022/03/10
Squirrel
3
16編の短いかわいいお話。きつねが出てくるお話やモモちゃんが出てくるお話です。1990年発行。2021/10/04
れいくす
0
その昔、教科書に載っていたお話が懐かしくなって。赤い風船、きつねの子、青いコップ、金色のひまわり…色の鮮やかさと可愛らしさがとても記憶に残る話で大好きだった。松谷さんの書くお話は、どれも優しくて、ホコホコする感じ。垣根なく仲良くなってしまうようで、それだけで嬉しくなる。さすがに言葉に古さはあるけれど、懐かしくてのんびりした雰囲気が心地よいお話がたくさんだった。2017/12/17