出版社内容情報
『摩訶般若波羅蜜経』の注釈書、「八宗の祖」竜樹(ナーガールジュナ)の作と伝えられる『大智度論』からさまざまな仏典の説話を訳出。(三)はレグルス文庫版を増補改訂して7編を加え、「大龍となった沙弥」「塩を食べた愚か者」「六波羅蜜」など、巻十七~巻三十五の中から83編を収めた。(旧版をハードカバーの第三文明選書として復刊)
内容説明
「八宗の祖」竜樹(ナーガールジュナ)の作と伝えられる『大智度論』からさまざまな仏典の説話を訳出。大龍となった沙弥、塩を食べた愚か者、六波羅蜜など、(三)には巻十七~巻三十五の中から八十三編を収めた。
目次
禅定の働き
禅定の功徳を讃える偈頌
魔王の三女がブッダの巫禅を妨害しようとした
山の神が女人となって旅の商人の欲望を試す
色欲の炎は人身を焼く
キンナラ女と五百の仙人
大龍となった沙弥
香りへの欲を叱責する
味覚への欲を叱責する
耶輸陀羅の懐妊〔ほか〕
著者等紹介
渡辺章悟[ワタナベショウゴ]
1953年群馬県生まれ。現在、東洋大学文学部教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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