内容説明
比較文化研究所が開所15周年を迎えたのを機会に発刊される『研究叢書』。第一巻には研究所のこれまでの長期にわたる研究成果を踏まえて、複数の著者によって書かれた「社会諸科学における比較研究」を充てた。
目次
1 序論(比較文化論の系譜と課題)
2 社会諸科学における比較研究(比較文化論とは何か―その方法と課題;宗教世界の比較研究―理解の諸課題;比較研究としてのウェーバー宗教社会学;デュルケーム社会学における比較の意味―個人主義と社会的統合を基軸にして;比較憲法学の課題と方法;相対主義と普遍主義のはざまで―人権を通して見た文化人類学的世界)
3 記念論文(社会学における比較的分析の歴史的考察;日本文化の特徴―日本文化論序説)