内容説明
創価学会の歴史と理念はどのようなものか、仏教史の流れの上からいかなる位置をしめているのか、いかなる仏典を“依経”としているのか、そして、21世紀の「地球文明」へのビジョンは何か―この数年間、著者が世界の各地で開催された「学術シンポジウム」で問いかけられた質問である。本書は…“シンポジウム”における著者の発表した論文を集めたものである。
目次
創価学会の思想的基盤―『法華経』を中心に
“大乗仏教と救済の問題”―『法華経』の思想を主軸に
人類的課題と仏教
日蓮仏教の視座からの「地球憲章」
仏教の平和観
「文化・教育・経済―“普遍的なるもの”との連動」
仏教セミナー(1)「生老病死を超えて」
仏教セミナー(2)「業と阿頼耶識縁起」