内容説明
昭和３１年に打ち立てられた不滅の金字塔は、“常勝・関西”の〈原点〉であった。弱冠２８歳の池田大作青年の、颯爽とした指導の数かず。それに不屈の“関西魂”で応えた大阪の人びと。肝胆相照らす、その“師弟共戦”の歴史は、やがて世界の模範となる“理想の組織”を築きあげた。
目次
序章 永遠に崩すな！常勝の錦州城
第１章 若獅子吼ゆ！「前進、また前進」
第２章 師弟共戦で、不可能を可能に
終章 世界に燦たり、不屈の“関西魂”
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wiki
1
池田大作と関西との繋がりを取材や文献をもとに詳述した本。創価学会の中では、こと関西では、「大阪の戦い」は最大の語り草である。世に大きく創価学会の存在を知らしめ、権力者の心胆をも寒からしめ、民衆の結束によって、白木義一郎の当選という「不可能」を実現したというものである。現在の青年世代は伝え聞く事でしかその足跡を知る事ができず、事実でありながら俄かには信じがたい。現代では当時の人々の心の機微を知る事は難しい中で、本書は当時に肉迫する事ができる貴重な文献だと言える。2015/11/26
