感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こぐま
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とても読みやすかった。当時用いられていた国定教科書を取り上げながら、教科の中心に郷土科を設置することが提唱されており、現実から離れない著者の姿が伺えた。本書の最後には「郷土科は実に立憲的国民の生きたる教科であらねばなりません」と述べられている。再読はもちろん、時代背景や立憲という言葉の使われ方、参考とされた国定教科書を入手して調べなければ、ほんの少しでもこの一文を理解することはできない。類化、直観、基礎観念、郷土、世界など、不明だった概念の輪郭がはっきりとしてきたことは、大きな収穫だった。2013/10/01




