出版社内容情報
家事・育児をしながら仕事や研究に挑戦し、女性活躍の道を切り開いてきた著者の歩みを綴った一冊。
1990年代、時代に先駆け、社内で「テレワーク制度」を創設し、女性が働きやすい職場づくりに尽力。また、仕事と子育てをしながら、情報セキュリティ大学院大学で学び、同大学院で女性初の博士号を取得。IT社会に不可欠なセーフティ&セキュリティの専門家として、現在は、大学で教壇に立つ。
夢はいつか叶うものではない、叶えるまで戦うのだ!――ロールモデル不在の中で、キャリアアップを図ってきた女性の半生記。
内容説明
夢はいつか叶うものではない叶えるまで戦うのだ!「男女雇用機会均等法」から40年―。1990年代に社内でテレワーク制度を創設し、子育てしながら博士号を取得。大学教授になったいま、IT大国・日本を目指し、安全・安心なAI開発に奮闘する女性の原動力とは!?
目次
序章 大いなる希望―一冊の本に魅せられて(清らかに、そして懸命に;大学時代に出合った座右の一書)
第1章 女性が輝く時代へ―社内初のテレワーク制度を創設(NTTデータに1期生として入社;女性の社会進出に戸惑う企業 ほか)
第2章 創春の誓い―博士号への挑戦と家族の絆(フルタイムで働きながら社会人大学院へ;300万円の学費を会社が支援 ほか)
第3章 価値創造の牙城で―大学教授として夢の扉を開く(学は光―創価大学との深い縁;産・官・学で培った経験を活かす ほか)
第4章 研究は力―AI/IoT時代のシステム安全(振り込め詐欺は全国民がターゲット;巧妙に仕組まれる還付金詐欺の手口 ほか)
著者等紹介
金子朋子[カネコトモコ]
博士(情報学)。創価大学理工学部教授。株式会社ソフトウェア統一理論研究所代表取締役社長。神奈川県横浜市出身。県立横浜緑ヶ丘高等学校から慶應義塾大学文学部に進学。卒業後、株式会社NTTデータに1期生として入社し、育児休業・時短勤務を経験する中で社内初の「テレワーク制度」を創設した。2008年より情報セキュリティ大学院大学で学び、2014年、同大学院で女性初の博士号を取得。2016年より情報処理推進機構(IPA)に研究員として出向した後、2021年には国立情報学研究所(NII)の特任准教授に。2024年、第20回「情報セキュリティ文化賞」を受賞。日本科学技術連盟ソフトウェア品質研究会セーフティ&セキュリティ分科会主査、AI/IoTシステム安全性研究会代表などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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