内容説明
自身の生い立ちから、師と定めたキング博士との出会い、そして仏法指導者である池田大作SGI会長から受けた啓発―率直な言葉でつづった、宗教間対話の記録。米国内で大きな反響を呼び、受賞多数!イルミネーション・ブック・アワード「伝記・回顧録部門」金賞。ノーティラス・ブック・アワード「宗教/西洋思想の精神性部門」金賞。インディペンデント・パブリッシャー・ブック・アワード「宗教(東洋・西洋)部門」金賞。
目次
電話を受けて
私の道
師との出会い
変毒為薬
モアハウスの使命
世界という家
人間革命
仏法の師
対話の力
教育の力
価値創造
世界市民
内なる働き
世界を変える信仰の力
著者等紹介
カーター,ローレンス.E.[カーター,ローレンス.E.] [Carter,Sr.,Lawrence Edward]
米国モアハウス大学教授、同大学キング国際チャペル所長、牧師。ハワード・サーマン教育基金会長。1942年、米国ジョージア州ドーソンで生まれ、オハイオ州コロンバスで育つ。バージニア・リンチバーグ大学で社会科学と心理学の学士号を取得した後、ボストン大学大学院で神学修士号(MDiv)、パストラルケア神学修士号(STM)、牧会心理学・カウンセリング博士号を取得。1958年、高校1年生の時に、マーチン・ルーサー・キング牧師から直接、モアハウス大学への進学を勧められる。1979年、キング国際チャペルの初代所長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gtn
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人生の師キング牧師が凶弾に倒れ、白人に対する怒りで心がずたずたに引き裂かれた著者。しかし、「命尽きるまでキング牧師のために重要な貢献をさせてください」と誓った瞬間、憎しみが使命感に昇華する。更に、人間主義に立脚した他宗教の存在を知り、深く交流する中で、自らの信仰をより高め、進む道に誤りなきことを再確認する。キング牧師は同じものを目指す人は、信仰する宗教に関わらず誰であれ包み込んだという。その意味で、この魂の交わりは互いに包み込み合ったのだろう。2020/05/16
SK
3
2020.1.26 2020.3.16 2刷 「私は、長年にわたりモアハウス大学に同性愛者の学生を受け入れてきた実績がある」(P264)👏2022/01/24