佐藤優の「公明党」論

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佐藤優の「公明党」論

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784476033601
  • NDC分類 315.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

好評連載「公明党50年の歩みを読む」(月刊『第三文明』掲載)の書籍化。全文英訳つき。著者はまえがきで、「本書で私が意図したことは、(党史の)『大衆とともに──公明党50年の歩み』を深く読み解くことで、政治を通して確固たる価値観を持つ公明党員が、日本と世界の宿命を大きく転換しているという現実を示すことだ」と語り、支持母体の創価学会との関係に迫りつつ、21世紀の日本政治における公明党の役割を描き出す。(右開きは日本語、左開きは英文の構成)

My intention in this book is to analyze "The Fifty-year Chronicle of Komeito: With the People" in order to demonstrate the reality that Komeito members, adhering to worthy values, are greatly transforming the destiny of Japan and the world through their work in politics. ──Masaru Sato (Excerpt from Foreword)

まえがき
Foreword

第1章 日本政治に深く打ち込まれた「杭」
Chapter1 Komeito──A Deeply Driven Column

第2章 大衆政党としての公明党の本質
Chapter2 Komeito as a Party of the Masses

第3章 「助走期」を終え、「飛翔期」に入った公明党
Chapter3 Transition to Flight

第4章 「言論問題」に真正面から向き合った党史
Chapter4 Confronting the "Freedom of Speech" Incident

第5章 外交でも重要な役割を果たしてきた公明党
Chapter5 A Key Agent in Diplomacy

第6章 公明党「与党化」の意義を考える
Chapter6 As a Party in Ruling Coalitions

佐藤 優[サトウマサル]
佐藤優(Masaru Sato, さとう・まさる) 1960年、東京都生まれ。作家。同志社大学大学院神学研究科修了後、専門職員として外務省に入省。在ロシア日本大使館に勤務し、主任分析官として活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、09年6月、執行猶予付有罪確定。13年6月、執行猶予満了。著書に、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した『自壊する帝国』、毎日出版文化賞特別賞を受賞した『国家の罠』、『国家の攻防/興亡』(角川新書)、『希望の資本論』(池上彰との共著/朝日新聞出版)、『マルクスと日本人──社会運動からみた戦後日本論』(明石書店)、『国家のエゴ』『創価学会と平和主義』(朝日新書)、『創価学会を語る』(松岡幹夫との共著/第三文明社)、『大国の掟』(NHK出版新書)、『ゼロからわかるキリスト教』(新潮社)、『世界観』(小学館新書)など多数。第10回安吾賞受賞。

(Masaru Sato)[サトウマサル]
Masaru Sato was born in 1960 in Tokyo Prefecture. After graduating with a Master's Degree from Doshisha University Graduate School of Theology, he was hired as an officer in the Ministry of Foreign Affairs. He also served as senior analyst at the Embassy of Japan in Russia.
 He has authored numerous works, including "Self-destructing Empire," which won the Soichi Oya Nonfiction Prize, and "Trappings of National Power," which was awarded the Mainichi Publishing Special Culture Prize.

内容説明

党史『公明党50年の歩み』を深く読み解き、その本質を浮き彫りにする。全文英訳付き。

目次

第1章 日本政治に深く打ち込まれた「杭」
第2章 大衆政党としての公明党の本質
第3章 「助走期」を終え、「飛翔期」に入った公明党
第4章 「言論問題」に真正面から向き合った党史
第5章 外交でも重要な役割を果たしてきた公明党
第6章 公明党「与党化」の意義を考える

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、専門職員として外務省に入省。在ロシア日本大使館に勤務し、主任分析官として活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、09年6月執行猶予付有罪確定。13年6月執行猶予満了。著書に、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した『自壊する帝国』、毎日出版文化賞特別賞を受賞した『国家の罠』など多数。第10回安吾賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しょうじ@創作「熾火」執筆中。

17
【1回目】2014年に公刊された公明党の『50年史』を読み解くことで、党の軌跡を追う形を取っている。佐藤氏が「特筆すべきこと」として挙げているのは、公明党は当時の創価学会第3代会長・池田大作氏の手によって誕生したこと、70年代の「言論・出版問題」が「政教分離」についての過敏な反応を呼んでしまったことの2点を明記していることであると思われる。カジノ法案、共謀罪など、個別の事案についてまだ不透明な反応と思うところがあるが、重責を担う政党として認識せざるを得ない。2017/04/10

Happy Like a Honeybee

9
国益を超える次元での外交の重要性。 液状化、ブラウン運動などブームや迎合主義になりがちな政界において、公明党の役割は大きい。 将来は公明党首班政権、誕生の現実となるのであろうか。2017/04/26

Honey

8
なんとなく、アヤシイ歴史を持っている印象の公明党ですが、確かに最近存在感を増しているようです。 それはなぜなのか…ちょっぴりわかった気がします。 それにしても、佐藤さんはいつもちょっとずるい気が… 都合の悪いことはうまくはぐらかされているような…気のせい?ww  ちなみに、読んだのは日本文のみf^^;2019/04/17

Norimasa Saito

7
佐藤優の公明党論、「公明党50年の歩み」をもとに精緻なロジック積み上げていく。存在論的平和主義、平和を創るために生まれ、平和を守るために活動し続ける公明党、また、政治の中に権力の論理を超えた超越的価値の論理を持ち込むことができる宗教政党の位置づけを明確すべき、成長戦略としての福祉政策など明快な論点が続く。言論問題にも言及、当時の似非批評家を見事に論破している。本物の知性、批評とは何かを改めて学ばさせてくれる。2017/03/29

田中峰和

4
二大政党を目指した民進党が今の体たらくでは、公明党に期待するしかないと半ばあきらめ気味の有権者が多いのが現実。だが、創価学会直営の第三文明社の雑誌に連載した原稿の出版とはいえ、ここまで公明党、創価学会にべったりの内容でいいのだろうか。まるで安倍応援団の田崎史郎や強姦魔山口敬之以上の持ち上げぶりである。かの有名な言論出版妨害事件も佐藤にかかれば下品でヘイトスピーチ並だから、差し止め要求する方が正しいことになってしまう。女性問題追及を止める見返りに角栄から著者の藤原弘達に働きかけさせたという生臭い話も事実だ。2017/09/10

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