内容説明
戦争で息子を失った母の慟哭、学生運動に命をかけた青春期、気がつけば足を踏み入れていた評論家の世界、素晴らしき人物との出会い…。骨太の精神の軌跡を描いた自伝的エッセイ。
目次
第1章 平和について思うこと(私の八月十五日;一枚の写真;母の悲しみ;相洋中高時代;たった一人の平和運動 ほか)
第2章 素晴らしき出会い(隔世の感;進歩的文化人;エメラルド婚;怒鳴り合い;言論界の恩人 ほか)
著者等紹介
森田実[モリタミノル]
評論家。東日本国際大学客員教授。1932年、静岡県伊東市生まれ。神奈川県小田原市の相洋中学・高校卒業。東京大学工学部卒業。学徒動員の最後の世代として戦争を経験。若き日は原水爆禁止世界大会に参加し、広島・長崎の被爆地慰問など平和運動に取り組む。日本評論社出版部長、『経済セミナー』編集長をへて、73年に評論家として独立。以後、テレビ、ラジオ、著述、講演活動など多方面で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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