目次
第1部 分析的治療において患者に変化をもたらす要因(ジグムント・フロイトの考える治療をもたらす要因と私の批判;良性神経症と悪性神経症―良性神経症の症例;治療にいたる体質的要因と他の要因)
第2部 精神分析のセラピーとしての側面(精神分析とは何か;セラピーによる治療の前提条件;セラピー的効果をもたらす諸要因;セラピー的関係について;精神分析的過程の機能と方法;クリスチアーネ―セラピー的方法と夢理解についての所見を含む一症例;近代の性格神経症を治療するのに特化した方法;精神分析的「技法」―あるいは耳を傾けるという技)
著者等紹介
フロム,エーリッヒ[フロム,エーリッヒ][Fromm,Erich]
1900年、ドイツのフランクフルトに生まれる。ハイデルベルク、フランクフルトなどの大学で心理学と社会学を学んだ後、ベルリン大学で精神分析を学ぶ。フランクフルト社会研究所を経て、初期フランクフルト学派を代表する業績を残す。1933年、ナチスの手を逃れてアメリカに亡命。その思想の特徴は、フロイトとマルクスの統合にあり、精神分析に社会学的視点を導入して、いわゆる「新フロイト派」の代表的存在と目される。ナチズムに見られるような権威主義を批判すると同時に、ヒューマニズムの立場から独自の宗教論を展開
堀江宗正[ホリエノリチカ]
1969年、茨城県生まれ。2000年、東京大学大学院人文社会系研究科(宗教学宗教史学)博士課程単位取得。博士(文学)。現在、聖心女子大学文学部准教授
松宮克昌[マツミヤカツヨシ]
1943年、東京生まれ。上智大学文学部卒(心理学専攻)。主に外資系企業に勤務後、2002年より翻訳に専従する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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