目次
1章 『1Q84』から始まる新たな村上文学(対立する二つの反応;それでも村上作品への期待は変わらない ほか)
2章 都市小説としての村上春樹(三島由紀夫と村上春樹;村上春樹とフィッツジェラルド ほか)
3章 村上春樹を読む―『ノルウェイの森』(「死」にゆく物語としての『ノルウェイの森』;「僕」を主人公にしたファンタジー ほか)
4章 「私」をめぐる冒険―『ねじまき鳥クロニクル』(日本における権威とは母親だった;人の「つながり」は「愛」だけで得られるか ほか)
5章 世界文学への挑戦―『1Q84』を読み解く(戦後の時代精神を遡って;カルト集団に変質してゆく「さきがけ」 ほか)
著者等紹介
松本健一[マツモトケンイチ]
1946年、群馬県生まれ。東京大学経済学部卒。近代日本・アジア精神史研究の第一人者として活躍中。2005年、第8回司馬遼太郎賞を受賞。主著に『評伝 北一輝』(全5巻・岩波書店/毎日出版文化賞)、『近代アジア精神史の試み』(岩波現代文庫/アジア・太平洋賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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