内容説明
『戦争と平和』など壮麗な文学作品群、民衆教育への執念、真実の宗教を求めての教会権力との対決…八十二年の生涯を跡づけるトルストイ研究の最高峰。
目次
第1章 天国と地獄
第2章 私と他者
第3章 修羅と大自然
第4章 進歩と不変
第5章 歴史と人間
第6章 愛と慈悲
第7章 権力と心の決闘
第8章 支配と奉仕
第9章 破滅と新生
第10章 終わりなき闘いと永遠への脱出
終章 トルストイと現代
著者等紹介
藤沼貴[フジヌマタカシ]
1931年、中国遼寧省鞍山市生まれ。早稲田大学大学院ロシア文学専攻博士課程修了。早稲田大学教授を経て、創価大学客員教授、早稲田大学名誉教授、文学博士。18~19世紀ロシア文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。