内容説明
義経の生涯とその時代・源平合戦史・人物群像がよくわかる一冊。
目次
第1章 源義経の生涯(軍略の天才・義経;義経の機動力;天が欲した英雄 ほか)
第2章 源平合戦史(保元の乱―源平の反目と権力者の闘争;平治の乱―源氏の没落と平家の台頭;宇治川の合戦1―以仁王・頼政の謀反! ほか)
第3章 義経を取り巻く人びと(義経の郎党;義経の愛した女性たち;源氏方 ほか)
著者等紹介
脇坂昌宏[ワキサカマサヒロ]
1980年、山梨県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科卒業。日本史研究を中心に自主映画・小説などの創作活動も展開
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感想・レビュー
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ybhkr
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義経の一生を源平合戦を軸に書いた一冊。4割くらいが平家や後白河上皇に割かれているため、義経本というより源平合戦本という色が濃い。しかし、義経の人生は平家、特に平清盛なしでは語れない。父を殺され、清盛に生かされ、源氏を愛し、平家を滅ぼし、源氏に殺される。短い生涯を源氏と平家に翻弄され、英雄になった男という印象。有名な弁慶や静御前などはさらっと触れられる程度。タイトルとしてこれでいいのか……?という気持ち。まあ基本的にわたしは平家派なんですけどね。今高河ゆんの源氏を読んだらまったく違う感想になりそう。2013/06/14




