内容説明
一人の女性ボランティアの粘り強い活動が共感の輪を広げ、厚い行政の壁を突き破った。さい帯血の母による闘いの軌跡と展望。
目次
プロローグ 新たな運動の展開に向けて
1 新しい生命が、もう一つの生命を救う
2 臍帯血バンク設立へのいちばん長い日
3 アンリー・デュナンのように
4 変わりゆく骨髄バンク
5 公的臍帯血バンク設立に向けて
6 市民が動けば政治は変わる
7 二一世紀へ正義のトライアングルを
著者等紹介
有田美智世[アリタミチヨ]
1947年、鹿児島県生まれ。65年、鹿児島県立屋久島高等学校卒業。役場勤務の後、68年、神戸学院女子短期大学を卒業。老人ホーム勤務などを経て、88年に「骨髄献血希望者を募る会」発足。公的骨髄バンクを求める運動をはじめる。90年同会を「骨髄献血希望者の会」に改める。91年公的骨髄バンク設立の後、「臍帯血バンク」設立への活動をはじめる。94年5月「日本さい帯血バンク支援ボランティアの会」発足。「日本さい帯血バンク支援ボランティアの会」代表。98年1月より、厚生省臍帯血移植検討会委員。同年、神戸新聞「社会賞」受賞
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