バルザックの世界

バルザックの世界

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784476032260
  • NDC分類 950.28
  • Cコード C0098

目次

第1部 バルザックを読んでみよう(『ゴリオ爺さん』;人物再登場の手法;『谷間の百合』;人間喜劇の全体の構成 ほか)
第2部 バルザックの生涯と作品(バルザックの生涯と作品;バルザック主要作品解題;バルザック作品総覧;バルザック年譜;バルザック関係書誌)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きりぱい

8
面白かった。石井氏がバルザックについて放談という形式で、受け手は、元教え子の研究者以外はまだ興味を持ち始めの学生や院生相手なのでとても読みやすい。「先生が深読みしすぎるせいではないですか?」なんて言われて、滔々と説明が始まり、普通に読んでいては気付かない深いところを知らされるというか、『谷間の百合』なんてもー、え、そうだったの!と、あんな作品こんな作品が頭の中を巡る。周辺作家や、作品を読んだ誰彼がどうとか、ちょっとした脱線も興味深い。第二部は、生涯と作品はいいとして、解題や年表ならもっと話が聴きたかった。2012/03/26

4
官能的な場面がなんてことない言葉で表されているとは、今まで気づかずに読み逃していた。そう思って読んでみると、なるほどそういうふうにも解釈できるよなあ。今まで以上によくよく行間を読めば、もっと絡み合った人間関係が見えてくるんだろう。バルザックを読む上でとても参考になった。2017/05/21

nvwr

0
20代、若くして3000万円に値する借金を負い、死に物狂いで小説を書き始めたかと思いきや、我ながら筆が止まらないことに恐ろしさを感じたのか?癖になる人バルザック。太く短い生涯。2024/05/07

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