内容説明
セルバンテス、ノヴァリースからル=グウィン、エンデまで、空想をほしいままにし、限りない憧憬をこめて、現実の彼方にもうひとつの別の夢の王国を求めつづけた巨大な夢の紡ぎ手たちとその作品世界を読む。
目次
セルバンテス『ドン・キホーテ』
ノヴァリース『青い花』
ホフマン『ブラムビルラ王女』
ユゴー『レ・ミゼラブル』
アレクサンドル・デュマ『モンテ・クリスト伯』
サッカレー『バラと指輪』
ディケンズ『ディヴィッド・コパフィールド』
ラスキン『黄金河の王様』
マクドナルド『黄金の鍵』
ウイリアム・モリス『サンダリング・フラッド』
ハガード『洞窟の女王』
キップリング『ジャングル・ブック』
デ・ラ・メア『ヘンリー・ブロッケン』他
ジャック・ロンドン『野性の呼び声』
ダンセイニ『ペガーナの神々』
ル=グウィン『ゲド戦記』
エンデ『モモ』