内容説明
「政教分離」原則の真意を確認し、信仰者・宗教団体の政治参加が正当な権利であることを明らかにする。
目次
1 信教の自由について
2 信教の自由と政教分離の憲法的意義
3 憲法と宗教―宗教者の政治参加について
4 宗教団体の政治参加と政教分離
5 政治と宗教を考える―政教分離と政党論の視角から
6 政教分離と「靖国公式参拝」の問題点
7 改正宗教法人法の問題点
著者等紹介
竹内重年[タケウチシゲトシ]
1933年岡山市に生まれる。東大社会科学研究所で憲法、行政法専攻。ドイツ公法研究のためハイデルベルク大へ留学。熊本大学教授、明治大学教授、早稲田大学講師を歴任。検察官特別考試試験委員なども務めた。関東学園大教授。法学博士。弁護士
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