内容説明
憲法の理念・しくみが誰にでも分かる言葉で語られています。日本国憲法全文・マッカーサー草案・ポツダム宣言を収録。
目次
憲法とは何か
日本国憲法が生まれるまで
平和主義
法のもとの平等
基本的人権
天皇
国会
選挙
政党
参議院の存在意義
内閣
裁判と司法権の独立
違憲法令審査権と最高裁判所の任務
地方自治
憲法尊重擁護義務
憲法の改正とその限界
憲法の使命と運命
著者等紹介
竹内重年［タケウチシゲトシ］
明治大学教授。法学博士。弁護士。早稲田大学大学院修了とともに東京大学社会科学研究所で憲法・行政法を専攻したのちドイツ留学。熊本大学教授を経て現職
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感想・レビュー
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Kentaro
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論点はやはり、憲法９条でしたが、本書は自衛隊の存在は憲法の本来の意図からは解離しているが、この条項があることで政治家の暴走を起こさないことで意味を成している。という主張でした。加えて環境権や知る権利、プライバシーの尊重など当時想像だに出来なかった新たな人権という観点で抜けている点があるが、１３条の幸福追求権や２５条の生存権を拡大解釈すれば変更は不要ではないかというのが著者の主張でした。2016/12/04
