内容説明
本書は、仏典のなかから、仏教医学のエッセンスを抽出し、そのデッサンを描くことを試みている。その故に、インド医学と共通するところが多い理論的側面よりも、むしろ、釈尊、耆婆、阿闍世王、竜樹、そして提婆達多等の医学へのかかわりを人物像、生きかた、事件を中心に描きあげている。
目次
第1部 名医耆婆と釈尊(名医耆婆の誕生―当代随一の医師、賓迦羅に師事;頻婆舎羅王の手術;釈尊と提婆達多)
第2部 仏教倫理学(竜樹菩薩伝;喜劇「医学の勝利」;持水・流水;人間苦;四苦八苦)
本書は、仏典のなかから、仏教医学のエッセンスを抽出し、そのデッサンを描くことを試みている。その故に、インド医学と共通するところが多い理論的側面よりも、むしろ、釈尊、耆婆、阿闍世王、竜樹、そして提婆達多等の医学へのかかわりを人物像、生きかた、事件を中心に描きあげている。
第1部 名医耆婆と釈尊(名医耆婆の誕生―当代随一の医師、賓迦羅に師事;頻婆舎羅王の手術;釈尊と提婆達多)
第2部 仏教倫理学(竜樹菩薩伝;喜劇「医学の勝利」;持水・流水;人間苦;四苦八苦)