出版社内容情報
はじめての、古典ラテン語の詩の入門書
古典ラテン語の詩、つまり古代ローマの紀元前200年頃から後200年頃までの詩歌を対象。自分の力で理解しようと努め、詩の意味ばかりでなく、音調の美しさ、詩人の意図までもがわかってくると、そのうちに古典詩の醍醐味が堪能できることでしょう。詩選集の前篇で比較的やさしい短い詩を、後篇ではローマを代表する抒情詩人と叙事詩人の比較的長い詩を選んだ。理解の助けに「註」と巻末の「大意(散文詩)」を付ける。
目次
解説 ラテン詩の韻律と朗誦
詩選集(前篇(Disticha Catonis;Epitaphium;Epigramma)
後篇(抒情詩;Catullus:Horatius;Tibullus ほか))
大意(散文訳)
著者等紹介
國原吉之助[クニハラキチノスケ]
名古屋大学名誉教授(西洋古典学)。1926年広島県生まれ。京都大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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