出版社内容情報
三言語の対照文法。アラビア語彙、語形がペルシア語にどのように借用されたか、またペルシア語がウルドゥー語にどのような影響を及ぼしたのかを発音・語形・意味について考察する。
内容説明
本書は印欧語比較文法やセム語比較文法のような比較言語学に拠る学術書ではなく、三言語の対照文法である。アラビア語彙、語形が、ペルシア語にどのように借用、受容され、変形したか、また多くのアラビア語を含むペルシア語がウルドゥー語の語形論においてどのような影響を及ぼしているかを、発音・語形・意味の三分野にわたって考察した。
目次
文字(アルファベット)、正書法、書体
発音と発音符号
P,Uにおける〓の変化
意味と外来語
名詞
代名詞
形容詞
数詞
動詞
前置詞・後置詞
副詞
接続詞
間投詞
造語法(接頭辞・接尾辞)
構文(語順)、文の種類、従属節
著者等紹介
黒柳恒男[クロヤナギツネオ]
東京外国語大学名誉教授(ペルシア語学・文学)
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