感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桜子
4
大学書林の四週間シリーズに魅了されている1人です。昭和5年に初版発行、現在は206版発行と表紙からレトロ感が満載の語学書です。内容は中学英語でも、基礎を疎かにすると応用が効かないのはどの学問でも同様です。佐藤優氏が英語学習にお勧めする書籍として必ず挙げることでも有名です。
浅草大将
2
この本の初版は昭和5年である。小学校を卒業しただけで働きながら英語を学ぼうとする人も多かった。したがって「予備知識ゼロの英語学習者を想定した自習書」という、現代では多分ないようなコンセプトで書かれている。 それゆえ、最初は「This is a pen」レベルの例文が延々と続く。「わかっている」「わかっている」…しかし、時々、三単現のsを落として恬然としていられるほどにまで英語を忘れている自分に気付かされる。社会人として二、三十年、英語と無縁な人生を送ってきた人の復習用としての存在意義は今でもあると見た。2013/04/11
枕流だった人
1
平成3/7/10 205版