出版社内容情報
本書は西暦1050年から1500年までの時期の言語である中世の高地（ドイツの中部と南部）ドイツ語の辞典である。英雄叙事詩の『ニーベルンゲンの歌』などその時代に記され、今日に伝わっている、中世の騎士文学の精髄とも言うべき珠玉の文学作品を本書によって読み解くことができる。特に『哀れなハインリヒ』についてはこの作品全体を例文として使った。巻末の「中高ドイツ語文法概要」は語形変化表を手掛かりとして中高ドイツ語文法の骨組みを示したものである。
○収録語数：約10,500語
著者等紹介
古賀允洋［コガヨシヒロ］
熊本大学名誉教授。１９３８年、長崎県生まれ。東京大学（人文科学研究科）卒。専攻、独語学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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