内容説明
高度情報化社会の到来を予測して、続々と登場するニューメディアと情報提供組織は、日本の産業構造に変更をせまっている。情報処理技術の長足の進歩と多様な変換技術は、出版・報道の組織から、広告宣伝や通信、ソフトウェアの組織にいたるまで、情報を資源とする新たな組織戦略を生みだした。パフォーマンス文化や健康願望さえも準備したメディアの未来像，マスコミの構造の特色とニューメディアに乗った電脳世代のソフト主義のありかをさぐり、情報工場としてのメディアとソフトウェアの組織に焦点をあてる。
目次
１ 複合ネットワークメディア―膨張するマスコミの動向（特殊法人日本放送協会〈ＮＨＫ〉；株式会社日本経済新聞社；株式会社読売新聞社；日本テレビ放送網株式会社；株式会社朝日新聞；全国朝日放送株式会社〈テレビ朝日〉；フジサンケイグループ；株式会社毎日新聞社；株式会社東京放送〈ＴＢＳ〉）
２ スペシフィック・メディア―多目的化する出版社と地方新聞（社団法人共同通信社；株式会社時事通信社；株式会社講談社；株式会社集英社；株式会社学習研究社；株式会社徳間書店；株式会社熊本日日新聞；信濃毎日新聞株式会社；広島テレビ放送株式会社；株式会社テレビ神奈川；株式会社日本短波放送；株式会社テレビマンユニオン；株式会社エフエム東京）
３ 情報管理の感覚派―ニューメディアにのる電脳世代（ぴあ株式会社；東京テレガイド株式会社；株式会社アスキー）
４ メディア技術とエージェント―情報加工のプロフェッショナリズム（凸版印刷株式会社；株式会社写研；株式会社ＩＭＡＧＩＣＡ；株式会社電通；株式会社博報堂；株式会社ＣＳＫ）
