出版社内容情報
墓地・埋葬を巡るトラブル事案について、直面する頻度の高く、事案対応に悩む事案について、Ⅰ事例(事案の概要)、Ⅱ論点(検討事項)、Ⅲ解決法について判例を基に解説。
・経験の少ない弁護士でも宗教的感情・寺社特有の内情や慣行を理解し、依頼者の宗教的感情にも寄り添いながら円満かつ早期にトラブルを解決することができる。
・従前の慣習等が重視され法理論がはっきりしていない事案についても、僧籍をもつ著者が寺社特有の内情や慣行も踏まえ具体的な法的解決策を解説している。
【目次】
はしがき
凡例
第1章 葬祭・終活をめぐる問題
事例1 夫の家の墓には入りたくない
事例2 どのように終活セミナーを実施したらよいか
事例3 死後事務委任契約をめぐるトラブル
事例4 通夜・葬儀における導師の言動とプライバシー
事例5 葬儀会社の善管注意義務
事例6 冠婚葬祭互助会と解約手数料
事例7 葬儀場に対する反対運動
事例8 身寄りのない檀家の死亡後の対応
事例9 分骨したり墓地の場所を知らせる義務はあるか
COLUMN 社葬費用の税務上の取扱い
第2章 墓地開発をめぐる問題
事例10 霊園開発に関する依頼を受けたら(1)
事例11 霊園開発に関する依頼を受けたら(2)
事例12 霊園開発に関する依頼を受けたら(3)
事例13 散骨事業をしようと考えたら(1)
事例14 散骨事業をしようと考えたら(2)
事例15 墳墓と納骨堂の区別
事例16 みなし墓地と無許可墓地
事例17 霊園開発をめぐるトラブル
事例18 石材業者との付き合いで気をつけること
COLUMN 宗教法人所有の土地の売却益についての取扱い
第3章 墓地納骨堂の管理運営をめぐる問題
事例19 異教徒からの埋葬依頼等に関する対応
事例20 墓地の名義が所在不明の別人のときの対応
事例21 墓地使用規則の重要性
事例22 指定石材店制度と独占禁止法
事例23 永代使用料の返金をめぐる問題
事例24 墓地管理料滞納者に対する対応
事例25 墓地の区画整理に反対する者への対応
事例26 無縁墳墓を整理するときに気をつけること
事例27 離檀料の請求をめぐる対応
事例28 預かった遺骨の返還をめぐる問題
事例29 祭祀承継争いに巻き込まれたときの対応
事例30 墓地が乗っ取られたら
事例31 寺院と檀家との墓地をめぐるトラブル
事例32 墓地・納骨堂を運営する際に気をつけること
事例33 護持会の反乱
COLUMN 宗教法人が土地を低廉貸付した場合の取扱いについて
第4章 墓地納骨堂と税務をめぐる問題
事例34 ビル型納骨堂と固定資産税・都市計画税
事例35 ペット葬祭業と法人税
事例36 庭内神し(祠)と相続税
事例37 動物霊園と固定資産税・
COLUMN 相続税における葬式費用の取扱い
事項索引
判例索引
著者・執筆協力 プロフィール
目次
第1章 葬祭・終活をめぐる問題(夫の家の墓には入りたくない;どのように終活セミナーを実施したらよいか;死後事務委任契約をめぐるトラブル;通夜・葬儀における導師の言動とプライバシー;葬儀会社の善管注意義務;冠婚葬祭互助会と解約手数料;葬儀場に対する反対運動;身寄りのない檀家の死亡後の対応;分骨したり墓地の場所を知らせる義務はあるか)
第2章 墓地開発をめぐる問題(霊園開発に関する依頼を受けたら(1)
霊園開発に関する依頼を受けたら(2)
霊園開発に関する依頼を受けたら(3)
散骨事業をしようと考えたら(1)
散骨事業をしようと考えたら(2)
墳墓と納骨堂の区別
みなし墓地と無許可墓地
霊園開発をめぐるトラブル
石材業者との付き合いで気をつけること)
第3章 墓地納骨堂の管理運営をめぐる問題(異教徒からの埋葬依頼等への対応;墓地の名義が所在不明の別人のときの対応 ほか)
第4章 墓地納骨堂と税務をめぐる問題(ビル型納骨堂と固定資産税・都市計画税;ペット葬祭業と法人税;庭内神し(祠)と相続税
動物霊園と固定資産税)
著者等紹介
本間久雄[ホンマヒサオ]
弁護士・弁護士法人横浜関内法律事務所。東京都出身・昭和57年生。平成20年12月弁護士登録(第61期)。学習院高等科卒業、東京大学法学部卒業、慶應義塾大学法科大学院卒業。宗教法学会会員、宗教法制研究会会員。学校法人立正大学学園監事。日蓮宗僧侶。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産相談業務)。マンション管理士。『月刊住職』(興山舎)法律相談コーナー担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



