出版社内容情報
令和5年に成立した改正景品表示法にいち早く対応し、最新実務を把握するうえで必要となる重要な告示・運用基準について徹底解説。景品表示法の単なる法律解説ではなく、法律相談や訴訟実務等といった弁護士の「法律実務」で活用できるよう、条文の法律要件ごとに問題となる論点を整理した実務解説書。
○景品表示法の単なる法律解説ではなく、弁護士が法律相談や訴訟実務等といった「法律実務」で活用できるよう、条文の法律要件ごとに問題となる論点を整理した実務解説書。
○最新実務を把握するうえで必要となる重要な告示・運用基準・報告書についても徹底解説。
○令和5年5月10日に成立した改正景品表示法(令和5年5月17日法律29号)に対応。
目次
序章 景品表示法とは
第1章 不当表示の規制
第2章 不当景品類の規制
第3章 事業者が講ずべき景品類の提供及び表示の管理上の措置
第4章 公正競争規約
第5章 規制手続等
第6章 民事上の救済措置
著者等紹介
渡辺大祐[ワタナベダイスケ]
光和総合法律事務所。弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tacacuro
1
本書は、景品表示法の解説本として、上記の令和5年改正や令和5年10月1日に施行されたばかりのステルスマーケティングに対する規制の解説も含む最新のものだ。痒いところに手が届くように網羅的でありながら、実用書として、実務ではあまり取り上げそうもない事項の記述は思い切って簡略化するなどメリハリの効いた内容となっている。今、抱えている個別事案への当てはめを検討する上で参考となる具体的な事例や判例を豊富に取り上げたため、500ページ近い労作となった。法違反を未然に防止するために、本書を最大限活用していただきたい。2023/12/19