出版社内容情報
教員免許制度全体を貫く幹となる部分がどのような考え方でできているのかを理解するとともに、そこから派生する細かなルールがどのような場面を念頭に置いて作られているのかを押さえておくと、全体像が把握できるようになる。本書はこの観点から、教員免許制度の基本的な考え方を説明する概説と、具体的なニーズに即したQ&Aで構成している。
○免許制度の背景にある主旨や原則から、現場ニーズに柔軟に対応するために設けられた様々な例外措置まで、実際の場面を想定したQ&Aで担当者が見落としがちなポイントがわかる。
○「教員免許更新制」廃止に伴い、2023年4月から始まる「新研修制度」の実務ポイントについても解説。
○本書では教員免許状を取得するための学修から教員研修までの全体像を示すことができるように、教員免許制度と教員研修制度の両方を扱っている。
目次
1 概説(教員免許制度の考え方;免許状の種類 ほか)
2 Q&A(学校現場のニーズに対応するために活用できる免許制度;大学で教職課程の授業科目を準備する場合に関係する免許制度 ほか)
3 別表(免許法別表第1関係 表1~表5;免許法別表第2関係 表6 ほか)
4 資料(高等学校等におけるメディアを利用して行う授業の実施に係る留意事項(通知)(抄)(27文科初第289号平成27年4月24日)
小・中学校等における病気療養児に対する同時双方向型授業配信を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について(通知)(抄)(30文科初第837号平成30年9月20日) ほか)