出版社内容情報
〇独禁法の基本書は、市場概念や弊害要件などの記載が別の箇所に置かれ通読しないと理解できないが、本書は1テーマで完結。
〇各章の最後に、独禁法の第一人者である白石忠志東大教授が解説。読者にとっては、著作者の解説の正しさが再認識できる。また、当該テーマでの新たな注意点も付記されており実務に役立つ。
目次
序論(流通・取引慣行ガイドラインの沿革と位置付け;独禁法実務におけるガイドラインの役割)
第1編 流通・取引慣行ガイドラインの主要論点徹底解説(単独の直接取引拒絶;再販売価格の拘束;排他的取引;排他的取引;販売地域制限(テリトリー制)・販売先制限
販売方法の制限
抱き合わせ販売
リベート
総代理店契約・並行輸入)
第2編 実務で問題となる独禁法論点の完全攻略(業務提携;グループ会社;アフターマーケット;技術取引・ライセンス契約;優越的地位の濫用;継続的取引;最恵国待遇条項;取引妨害)
著者等紹介
白石忠志[シライシタダシ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授。1987年東京大学法学部卒業。1991年東北大学助教授。1997年東京大学助教授。2003年より現職
池田毅[イケダツヨシ]
池田・染谷法律事務所代表パートナー。弁護士・ニューヨーク州弁護士・カリフォルニア州弁護士。2002年京都大学法学部卒業。2003年弁護士登録。2005~2007年公正取引委員会審査局勤務。2008年カリフォルニア大学バークレー校修了(LL.M.)。2008~2009年カークランド&エリス法律事務所(シカゴ)勤務。2009~2018年森・濱田松本法律事務所。2018年10月に独禁法・消費者法を中心とする池田・染谷法律事務所を設立。日本経済新聞2022年「今年活躍した弁護士ランキング」(独禁・競争法分野)総合第2位/企業票第3位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- クリムト 新潮美術文庫
-
- 和書
- 淡水藻類写真集 〈4巻〉