出版社内容情報
システム開発に係る「紛争」に直面した弁護士、法務担当者、プロジェクトマネージャーが解決方針を決定するにあたり、何が問題となるのか、どのような点に留意すべきか、裁判例をもとに解説。プロジェクトのステージごとに紛争類型や検討課題を整理した1冊。
〇前回版発行後に施行された債権法改正はもちろん、近年の裁判例の傾向を踏まえて各解説を見直した最新版。
〇システム開発に係る「紛争」の解決にフォーカスし、契約締結時、開発プロジェクト進行中、システム運用中、訴訟提起時のステージごとに、紛争類型や検討課題を整理して解説する。
目次
第1章 システム開発・運用に関する紛争の発生状況
第2章 システム開発委託契約の基礎知識
第3章 契約交渉・締結段階におけるトラブル
第4章 プロジェクト進行中におけるトラブル
第5章 システム運用中のトラブル
第6章 知的財産権(プログラムの著作物)に関するトラブル
第7章 システム開発に関する訴訟手続
第8章 民法改正による情報システムの開発プロジェクト及び運用への影響
著者等紹介
松島淳也[マツシマジュンヤ]
松島総合法律事務所弁護士。97年早稲田大学大学院理工学部理工学研究科修了。富士通株式会社にてマイクロプロセッサーの開発、電子商取引システムの開発等に関わる。06年弁護士登録。情報システムの開発に関する訴訟・契約事務・法律相談をベンダ・ユーザ双方から多数受任するほか、知的財産権に関する紛争処理や契約事務、IT企業・製造業に関する法分野等を取り扱う。18年よりSOFTIC「システム開発紛争判例研究会」委員。19年独立行政法人情報処理推進機構「民法改正対応モデル契約見直し検討WG」メンバー
伊藤雅浩[イトウマサヒロ]
シティライツ法律事務所弁護士。96年名古屋大学大学院工学研究科修了。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)等にて、ERPパッケージソフト、基幹系情報システムの導入企画・設計等の開発業務やITコンサルティング業務に従事。07年一橋大学法科大学院卒業。08年弁護士登録。情報システムやITサービスに関わる法律問題やスタートアップ法務等を取り扱う。13年より経済産業省「電子商取引及び情報財取引等に関する準則」改訂WGメンバー。19年独立行政法人情報処理推進機構「民法改正対応モデル契約見直し検討WG」メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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まさやん510
かずや