出版社内容情報
住民や庁内から実際にあった相談事例をもとに、法律や条例を使いこなすために必要な法的思考を身につけ、行政、民事、刑事の3つの視点を理解することで早く正確に問題を解決する力を養える、自治体職員必携の指南書。
第1部では、自治体職員に必要な法的思考と3つの視点(行政、民事、刑事)の理論的枠組みと、実践の前提となる素材(事実と証拠)、武器(法令、判例、実例)の使い方を解説し、第2部では実際の相談事例を通じて自治体職員が法的思考の具現化を体感できるよう図版も用いてわかりやすく解説。
内容説明
自治体法務実践の鍵は法的思考にあり。
目次
第1部 法的思考の身につけ方(自治体法務の大前提―そもそも自治体職員って法的には何ですか?;自治体法務の視点―行政、民事、刑事)
法的思考(自治体法務の要(かなめ))
法的思考の素材(事実と証拠)
法的思考の武器(法令と判例)
自治体法務の全体像(3つの視点と法的思考のマトリックス)
第2部 法的思考の実践(住民からの問合せ編;住民との間のトラブル編;住民による不正編;職員によるトラブル編)
第3部 法的思考のこれから(法的思考は「法律による行政の原理」の要(かなめ)中の要(かなめ)
法的思考は出世の前提!?)
第4部 資料編(法令;判例)