出版社内容情報
裁判官が、株式会社の「取締役の責任」に関する学説・判例を分類整理し、裁判実務を幅広く、奥深く、体系立てて解説。裁判実務における「取締役の責任」の判断基準を理解し、的確に取締役の責任追及・防御を行うための必携書!
〇「取締役の責任」について、体系的かつ網羅的にまとめた唯一の書。この1冊で「取締役の責任」に関する学説・判例をすべて把握することができる。裁判官が、判例・裁判例に基づいて裁判実務を論じた唯一の書!
〇過去の学説・判例が分類整理されており、「取締役の責任」に関する裁判所の判断傾向やその根拠を把握することができる解説書。
〇現役裁判官が解説。本書で、「裁判官(所)が、裁判実務において「取締役の責任」をどう考えどう判断しているか」という弁護士が最も知りたいポイントを押さえることができる。
内容説明
裁判官が裁判実務を幅広く、奥深く、体系立てて分類・整理!裁判実務における「取締役の責任」の判断基準を理解し、的確に取締役の責任追及・防御を行うための必携書!
目次
第1章 序説(本書の意義(取締役の責任検討の必要性)
株式会社とは ほか)
第2章 取締役の第三者に対する責任(429条1項に基づく取締役の責任;429条2項に基づく取締役の責任 ほか)
第3章 取締役の会社に対する責任(423条1項に基づく取締役の責任(本則)
423条1項に基づく取締役の責任(356条1項に関する責任の特則) ほか)
第4章 会社の第三者に対する責任(350条に基づく代表者の不法行為についての会社の責任;民法715条1項に基づく代表権のない取締役の不法行為についての会社の責任 ほか)