出版社内容情報
街の中心部が賑わうコンパクトなまちづくりに成功したヨーロッパの3つの都市を著者自ら訪問し、行政マンの視点から成功の経緯と要因を分析。さらに、コンパクトシティ政策の成功に不可欠な総合計画や地方版総合戦略の作成方法を提示。
目次
はじめに 進まないコンパクトシティと行き詰まるまちづくりのヒントを求めて
第1節 まちづくりと公共交通の「聖地」フランス・ストラスブールへ
第2節 フランス・ディジョンはワイン造りとバス交通のトップランナーだった!
第3節 世界初の「移動権」を保障するフランスと「2周遅れのガラパゴス」日本
第4節 フランスのまちづくりの到達点を見た!―都市計画、交通、住宅の個別計画一本化でコンパクトシティを推進
第5節 ドイツの「環境首都」フライブルクから学ぶ脱原発のコンパクトシティ
第6節 コンパクトシティのまちづくりに向けて地方版総合戦略の抜本改定から始めよう
おわりに 今こそ、「コンパクトで開かれた都市」を創ろう!
著者等紹介
一條義治[イチジョウヨシハル]
三鷹市総務部調整担当部長。1991年、早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、三鷹市に入庁。生活文化部コミュニティ課、総務部文書課、小平市企画財政部企画課(派遣)を経て、2000年より企画部企画経営課。同課では、総合計画、行政評価、自治基本条例等を担当し、2011年は基本計画の策定を同課長として総括。2012年より総務部政策法務課長、2015年から総務部調整担当部長兼同課長事務取扱として、条例整備等の政策法務と訴訟・審査請求等の争訟法務を所掌(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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