出版社内容情報
第1編では相殺の意義、機能、形態について、第2編では相殺における問題点について解説。第3編においては、実際の民事訴訟における相殺についてその態様や効果について分析。各編に関し現在効力のある判例はすべて取り上げ、「相殺」に関する判例法理の到達点を理解できるようにした解説書。
〇「相殺」について、体系的かつ網羅的にまとめた唯一の書。この1冊で「相殺」に関する判例をすべて把握することができる。裁判官が、判例・裁判例に基づいて相殺実務を論じた唯一の書!
〇過去の判例が分類整理されており、相殺が認められたかどうかについて、裁判所の判断傾向やその根拠を把握することができる解説書。
〇本書で、「裁判官(所)が裁判実務上、相殺をどう考えどう判断しているか」という弁護士が最も知りたいポイントを押さえることができる。
目次
第1編 総論(相殺の意義;相殺の機能;相殺の形態)
第2編 各論‐実体法編(相殺の要件;相殺の方法;相殺の効果)
第3編 各論‐手続法編(民事訴訟における相殺;倒産手続における相殺)
著者等紹介
滝澤孝臣[タキザワタカオミ]
昭和50年4月判事補任官/東京地方裁判所。平成元年4月~平成6年3月最高裁判所調査官/民事。平成10年4月~平成19年3月さいたま・東京・千葉各地方裁判所部総括。平成19年4月~平成21年3月山形地方・家庭裁判所長。平成24年7月判事定年退官/知的財産高等裁判所部総括。8月弁護士登録。9月~平成30年3月日本大学法科大学院/専任教授。4月同法科大学院/非常勤講師
〓島由美子[タカシマユミコ]
平成14年10月判事補任官/東京地方裁判所。平成24年10月宇都宮地方・家庭裁判所判事。平成31年4月さいたま地方・家庭裁判所判事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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