内容説明
法的リスクは日常の事務に潜んでいます!争訟に発展することを防ぎながら、仕事を進められるようになるための指南書。静岡市役所で「行政リーガルドック」の取組みを進めてきた著者が説く、実務経験に基づく法務の心得21か条。法律を使うことができる職員になろう!
目次
1 自治体法務の心得21か条とは(法律に強く、法律を使うことができる職員になろう。)
2 自治体法務の法令解釈(法令の構造や基本的な法令用語を理解し、法令を正しく読めるようになろう。;仕事で使う法令(個別の行政法規)のプロになろう。―その法令についてあなたより詳しい人は役所内にいないと思えるくらいに ほか)
3 自治体法務の重要概念(処分性の理解は超重要!;行政手続規制を理解し遵守しよう。 ほか)
4 自治体法務の思考(原則と例外を意識して整理しよう。;IRAC(アイラック)思考を実践しよう。 ほか)
5 自治体法務の実践(情報公開・個人情報保護制度の基本を理解しよう。―現代自治体職員のマストです。;行政代執行の基本を理解しよう。 ほか)
著者等紹介
稲葉博隆[イナバヒロタカ]
静岡県生まれ。静岡県立静岡高等学校、早稲田大学法学部卒業後、静岡市入庁。厚生省大臣官房障害保健福祉部障害福祉課、財務部納税課、総務局総務部人事課などを経て、総務局政策法務課課長補佐。常葉大学法学部非常勤講師(行政事件訴訟法・平成29年度)、日本自治学会会員。法務博士。平成19年度に小長谷重之政策法務課長(現静岡市副市長)の命を受けて、同僚とともに静岡市政策法務推進計画を立案。上智大学北村喜宣教授らとともに、静岡市行政リーガルドック事業を企画し、実施した。平成21年度から法科大学院に通学・卒業し、市が当事者の訴訟の指定代理人も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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