出版社内容情報
人口減少問題に悩む自治体のために、具体的制度改正方策について検討し、人口減少が起こす問題について文献を用いて言及する学術書
人口減少問題に悩む自治体のために、具体的制度改正方策について検討し、人口減少が起こす「縮減社会」の問題について文献を用いて言及する学術書である。
人口減少問題への取組みだけでなく、人口減少がもたらす地域社会の消滅危機現象を「縮減社会」と位置付け、
“家族機能”や“地域における共助機能”の縮減に加え、“社会的連帯”の低下や“コミュニティ意識”の薄弱化を危惧し、それに伴う経済問題や地域格差問題等について言及している。
問題解決の足がかりとして、国内海外を問わす、文献を多数引用している。
第1章
人口減少社会・縮減社会の現実と時代背景
第2章
成長・競争社会から共生・共助社会への転換
第3章
原点・先端としての地域社会と実存的生活世界の再構築
第4章
縮減社会における地域再生と生活者の小さな自治
第5章
自治体設立・政府形態選択権と公有化・総有化
第6章
共同体主義(コミュニタリアニズム)と共生・共助・自治
第7章
地域課題・地域政策への実践的アプローチ
目次
第1章 人口減少社会・縮減社会の現実と時代背景
第2章 成長・競争社会から共生・共助社会への転換
第3章 原点・先端としての地域社会と実存的生活世界の再構築
第4章 縮減社会における地域再生と生活者の小さな自治
第5章 自治体設立・政府形態選択権と公有化・総有化
第6章 共同体主義(コミュニタリアニズム)と共生・共助・自治
第7章 地域課題・地域政策への実践的アプローチ
著者等紹介
小滝敏之[オタキトシユキ]
現・千葉経済大学特任教授、前・千葉経済大学学長・教授、元・東京大学大学院法学政治学研究科客員教授。昭和18年東京都出生、昭和40年東京大学法学部卒業、同年自治省入省。その後同省財政局・大蔵省主計局等勤務。消防大学校長、自治省審議官、自治体国際化協会ニューヨーク事務所(JLGC,NY)所長、その他歴任。司法試験合格、米国リトルロック市(アーカンソー州都)・リンカーン市(ネブラスカ州都)・ハリスバーグ市(ペンシルヴェニア州都)名誉市民、瑞宝中綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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