防げ!学校事故―事例・裁判例に学ぶ予防策と対処法

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防げ!学校事故―事例・裁判例に学ぶ予防策と対処法

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  • サイズ A5判/ページ数 149p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784474054622
  • NDC分類 374.9
  • Cコード C2037

出版社内容情報

学校の管理職として教育現場での事故対応についての指針が持てるように、具体的な事例(判例)に基づいてまとめたリスク管理の実務書

学校の管理職として教育現場での事故対応についての指針が持てるように、具体的な事例(判例)に基づいて、訴訟に至らないために学校事故の予防策及び事故後の対応ですべきことは何か、どこまでの対応が求められるのかという視点でまとめたリスク管理の実務書。

○裁判に至らない事前の予防策を取り上げた



○裁判で認定された事実だけでなく、保護者の裁判での主張から、保護者が学校のどのような対応に不満があったかを検討



○事後対応のポイントとともに学校内外の法律関係を簡潔に整理しながら解説

はじめに

第1章 裁判に至らない事例の予防策
事例01 自転車通学の途中で交通事故を起こした事例
事例02 信仰上の理由により武道の授業を拒否した事例
事例03 心臓のペースメーカーを装着している生徒を受け入れた事例
事例04 生徒の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失した事例
事例05 趣味で女子生徒の写真を収集する教諭への対応
事例06 飲酒運転の車に同乗した事例
事例07 部活で自家用車を利用した時の交通事故

第2章 学校事故の事例から見る予防策
(1) 授業
事例08 体育の授業で前歯を損傷した事例
事例09 児童だけで卓球台を収納し受傷した事例
事例10 体育の授業での代替教諭の過失と相当因果関係
事例11 理科の授業中の試験管破裂事故で問われる教諭の過失
事例12 運動会の騎馬戦で重傷を負った事例
事例13 水泳の授業中に生徒が溺死した事例
(2) 給食、休み時間
事例14 養護学級1年の児童が給食指導により不登校となった事例
事例15 そばアレルギーの児童が給食のそばが原因で死亡した事例
事例16 休憩時間中に同級生と遊んでいて傷害を負った事例
事例17 校舎3階の窓から飛び降りて傷害を負った事例…
事例18 放課後に校舎の屋上から転落死した事例
(3) 校外活動、課外活動
事例19 校外写生の授業中の死亡事故
事例20 特殊学級の生徒が校外学習で負傷した事例
事例21 スキー教室中に喘息発作により死亡した事例
(4) 部活動
事例22 野球部の練習中に目にボールが直撃した事例
事例23 部活動前にプロレス技を掛けられ傷害を負った事例
事例24 ラグビー部の部員が練習試合で後遺症を残した事例
(5) いじめ
事例25 小学校でいじめを受け損害賠償請求をした事例
事例26 無断欠席した生徒の欠席確認義務が問題となった事例
事例27 高校の寮で集団暴行を受け後遺障害を負った事例
(6) 体 罰
事例28 小学2年生の男子児童を追いかけて捕まえ叱った事例 
事例29 生徒の頭部をたたいた行為が体罰か否か問われた事例
事例30 高校教諭の体罰と生徒の自殺

第3章 学校事故の事後対応~法的視点から~

目次

第1章 裁判に至らない事例の予防策(自転車通学の途中で交通事故を起こした事例;信仰上の理由により武道の授業を拒否した事例;心臓のペースメーカーを装着している生徒を受け入れた事例;生徒の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失した事例;趣味で女子生徒の写真を収集する教諭への対応;飲酒運転の車に同乗した事例;部活で自家用車を利用した時の交通事故)
第2章 学校事故の事例から見る予防策(授業;給食、休み時間;校外活動、課外活動;部活動;いじめ;体罰)
第3章 学校事故の事後対応―法的視点から(児童・生徒のケア;保護者対応;学校内対応;学校保健安全法)

著者等紹介

内野令四郎[ウチノレイシロウ]
私立武蔵高等学校卒業、東京大学法学部卒業、学習院大学法科大学院修了、鹿児島修習を経て平成21年に弁護士登録、東京第一法律事務所所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

越部社長

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実際の裁判例に基づき、学校の管理者および教員がどういうことに注意しながら事故防止のための安全配慮や発生してしまった事故への被害者対応・再発防止等をしていくべきかということを、わかりやすくまとめている。いたずらに法律論を振り回し、実行不能な100%の安全を主張するのではなく、教育現場の実態にも配慮しながら、それでも生徒・児童のみではなく、自らの身を守るためにも意識すべきことが丁寧に書かれているので、学校現場で働く人たちには必読の1冊。2021/08/14

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