出版社内容情報
いじめ事件に関して被害者・加害者それぞれの依頼を多く扱っている弁護士が、「いじめ」に関する基礎知識を示したうえで、被害者側における弁護活動、加害者側における弁護活動それぞれのポイントを丁寧に解説。
・いじめ事件における具体的な弁護活動の解説に特化した唯一の書。
・いじめ事件において、被害者・加害者それぞれの依頼を多く扱っている著者が、これまでの経験をもとに解説することで、いじめ事件において弁護士として外してはいけないポイントを理解することができる。
・いじめ事件の弁護活動の受任の仕方や受任に当たっての留意点を理解できる。
・昨今注目されているインターネットやSNS上でのいじめへの対応についても解説する。
目次
第1 はじめに(いじめとは何か;いじめの現状―認知件数や被害類型など;いじめの案件を取り扱ううえで知るべきこと;いじめの案件を取り扱ううえで心がけるべきこと)
第2 被害者側における弁護活動(いじめ防止対策推進法に基づく弁護活動;損害賠償請求;その他の法的措置)
第3 加害者側における弁護活動(損害賠償請求;退学処分及び自主退学勧告をめぐる弁護活動)
第4 その他 いじめ防止対策推進法では取り扱えない「いじめ」(教員による体罰;スクールセクハラ;大学等におけるいじめ)