出版社内容情報
「解説編」では介護現場で近年よくある虐待のケースを6つにパターン化、背後にある要因や課題を明らかにした上で、組織としてを講じることができるよう、具体的な対策・対応方法について、図表やフローチャート等を用いてわかりやすく解説。「事例編」では、実際にあった具体的な事例を掲げて、その原因から対策に至るまで、現場での実践に落とし込んで理解できるように解説。
〇介護現場に精通したリスクコンサルタントによる解説で、実際に虐待防止に有効な具体的な対策・対応方法について、わかりやすく解説。
〇介護現場で近年発生している虐待事例をパターン化し、ケースごとに解説しているため、自施設・事業所の実態に合った組織的対策をすぐに実践できる!
〇原因不明の傷・アザ・骨折対応マニュアル付きで、事故やケガの場面で、利用者家族から虐待の「疑い」をかけられないための適切な対応方法がわかる!
内容説明
「虐待の疑い」を防ぐ「原因不明の傷・アザ・骨折への対応マニュアル」を収録!
目次
解説編(高齢者虐待が施設・事業所にもたらすリスク;現場で取り組む虐待防止策―6つのケースで考える虐待発生の原因と対策;虐待事故・「虐待疑い」発生時の対応;「虐待疑い」を防ぐ原因不明の傷・アザ・骨折への対応)
事例編(入浴前の更衣で暴れた入所者に髪をつかまれ手首を強く握った;夜勤帯に認知症入所者のBPSD対応で押し倒してしまった;「虐待が犯罪だとは考えていなかった」と語った職員;入所者に聞こえないように暴言を吐き、「虐待ではない」と言う職員;入所者の顔写真を加工して楽しむ介護職員、「虐待だから処分しろ」と言う家族 ほか)
著者等紹介
山田滋[ヤマダシゲル]
株式会社安全な介護 代表。早稲田大学法学部卒業。現あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、MS&ADインターリスク総研株式会社を経て2013年より現職。介護現場で積み上げた実践に基づくリスクマネジメントの方法論は、「わかりやすく実践的」と好評。各種団体や施設の要請により年間150回のセミナーをこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。