出版社内容情報
自治体運営において基本となる総合計画について、戦略しての意義、そして策定・実施の際に重要な要素となる職員参加や住民参加の視点を重視し、実例を交えながら解説することで、自治体職員が、未来を見据えた実効性ある計画策定・実施が行えるようになる実務書。
・総合計画の現在の意義、役割を理解することができる。
・計画策定において各事業部署と連携するために、「職員参加」の意義、そのために必要な人材、育成について理解することができる。
・計画策定における「住民参加」の意義、具体的な手法について理解することができる。
・市町村が都道府県による支援を受ける際のモデル事例を分析・解説することで、都道府県・市町村双方のメリットや具体的な進め方を理解することができる。
目次
第1章 自治体総合計画の実効性確保―1990年代以降の地方分権改革に伴う取組み―(矢口明子)
第2章 市町村の計画策定業務への都道府県による支援について―「奈良モデル」の事例研究から考える今後の展望―(阿部辰雄)
第3章 自治体総合計画の発展と展望(竹内直人)
第4章 総合戦略と総合計画の関係―第2期総合戦略の策定における変化―(荒木一男)
第5章 総合計画の職員参加と人材育成(松井望)
第6章 総合計画における住民参加(西野毅朗)
第7章 総合戦略における住民参加の機能(中村悦大)
第8章 福島県総合計画の策定と運用過程の特徴―災害復興過程にある県づくりに総合計画が果たす役割―(橘清司)
第9章 みんなで描こう「福井の未来地図」―県民参加プロジェクトとしての総合計画―(藤丸伸和)
第10章 越前市総合計画―ウェルビーイングという戦略―(山田賢一)
著者等紹介
竹内直人[タケウチナオト]
京都橘大学教授。1987年中央大学大学院法学研究科博士前期課程を経て福井県庁入庁、政策推進課長、ふるさと県民局長等を経て、2017年京都橘大学現代ビジネス学部教授、2021年同経済学部教授
松井望[マツイノゾミ]
東京都立大学都市環境学部都市政策科学科教授。富山市生まれ。専門は、行政学・都市行政論。職歴は、財団法人日本センター研究室研究員、首都大学東京都市教養学部都市政策コース研究員、助教、准教授、教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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