内容説明
新人法務部員ゆいと学ぶ英文契約の“常識”。beforeと「以前」の違いって何?ポイントを厳選して解説!
目次
第1章 英文契約書序論(英文契約書のドラフトは誰が作る?;英文契約書によく使用される表現)
第2章 英文売買契約書の重要条項(国際取引の売買代金はどう決める?;期間や期限の記載について ほか)
第3章 英文契約書によく出てくる一般条項(その1)(準拠法はどの国の法律?;紛争解決の方法を定めよう ほか)
第4章 英文契約書によく出てくる一般条項(その2)(なぜ分離・独立性条項が必要なのか;優先する言語を決めておこう ほか)
第5章 英文ライセンス契約書の重要条項(ライセンス許諾と権利の範囲;ロイヤルティーの設定 ほか)
著者等紹介
安保智勇[アボチユウ]
第一東京弁護士会所属。弁護士法人中央総合法律事務所東京事務所所長。Globalaw Board Member。ミシガン州、ニューヨーク州弁護士。中央大学法学部、コーネル・ロースクール卒業(Phi Kappa Phiメンバー)。Dickinson Wright LLP(米国ミシガン州)にて2年間勤務。M&A、ジョイントベンチャー、訴訟案件をはじめ多数の国際的案件の経験を有する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パキ
3
まず手に取るのに勇気がいる。 内容は初歩的なものだが、物語的に進められることで、通常の解説本ならなんとなくスッと流してしまうところも読んでしまう。そらにより、知識になりやすい気がした。2016/03/15
gogo
0
仕事で必要になり、英文契約書の初歩的知識を身につけるために読んだ。本体は部下と上司の会話から構成され、豊富な契約書の実例(英文+和訳)も示されており、理解しやすかった。唯一残念なのは、中身にそぐわない、少女キャラクターがデカデカと印刷されたカバー+表紙だ。2014/11/23
akiapa2
0
これまで入門書には何度か挫折していたが、本書は新書サイズのため読みやすいボリュームでとっつきやすい。単なる知識の羅列ではなく、会話形式の中でどのような点を気をつけるべきか、交渉と譲歩を進めていくべきか、ポイントがまとまっており非常に実践的で勉強になった。2020/01/03