内容説明
「心の病」で病気休暇を繰り返す教員への対処は?教員がPTA主催の補習授業の講師になって報酬を受け取ることは可能?学校事故が起こった際の学校の法的責任は?土曜日に公開授業をすることは可能?現役文部科学省職員が解説。学校マネジメントにおける課題への対処方法を法的観点からわかりやすく解説した入門書。
目次
第1講 教育関係法令の基礎知識(入門編)
第2講 教育委員会や地域との関係・連携
第3講 PTAが主催して学校や教員とともに行う補習授業
第4講 部活動における学校事故に対する危機管理
第5講 土日や祝日における授業や運動会の実施
第6講 教員以外の多様な専門的スタッフのマネジメント
第7講 教員の「心の病」への対応
第8講 子どもへの指導が不適切など問題のある教員への対応
第9講 制限される政治的行為の判断
第10講 学校現場における職員団体への対応
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BIDDULPH
1
組合という名のもと、日の丸や君が代に反対したり、同和問題などで特定の団体と組みしたりする教師がいるが、こういった教師は法律的に問題があるということだ。2012/02/18
BIDDULPH
0
塾と学校の境目、スポーツ教室と部活動の境目、このあたりを法的な根拠を示して説明している本を探していてこの本に出会った。大変分かりやすいが、この著者2人はまだ20歳台で現実社会のことはそれほど分かっているとは思えませんなぁ。例えば民間人校長の効果検証のあたりは、実施前から答えがあったのだろうか。ちょっと笑えます。2012/02/11
TSUJINO Yusuke
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☆☆☆☆ 祝日と週休日とかの勤務管理扱いが違うなど難しい面もあったけど、法体系とかはわかりやすかったこの本も、教育委員会改革など新たな制度改正がバンバン起こったので、古い面が多くなってしまった。