出版社内容情報
[国際ビジネス法務室VOL.1]内容詳細
<概要説明>
特集:職務発明の「相当の対価」を考える
職務発明に対する「相当の対価」はいくらか。
青色発光ダイオードに関する発明をした中村修二・米カリフォルニア大教授が、
かつて勤めていた日亜化学工業を相手に東京地裁で争っていた訴訟の判決が604億円の
「相当の対価」を認め、産業界は震え上がりました。諸外国では職務発明をどう扱って
いるのか、企業はいかなる対応をすべきなのか、いくつかの視点から特集を組みました。
<目次>
【特集 職務発明の「相当の対価」を考える】
・諸外国における従業員発明の扱い 木村 耕太郎
・制度設計の相違不空が企業の競争力となる 阿部 一正
・使用者等が受けるべき利益の額」と「使用者等が貢献した度合い」
を考える 山口 勝之/松浪 信也
・不明内訴訟リスク回避の手だて 湯浅 泉
【連載】
・こちら法務部 旭化成株式会社 総務センター法務室
・企業法務担当者から見た訴訟社会アメリカの現実 中山 義壽
・リーガルリサーチ米国情報編 サーベンス・オクスレー法
立法の背景と関連情報 石塚 利美
・アメリカにおける戦略的紛争解決
話し合いによる解決(和解) 岩永 裕二
・夢幻亭秀明の雑・エンターティメント
名探偵・金田一耕助とアメリカ
・在外企業トピックス
「日米社会保障協定」に日米両国が署名 小野 豊和
・米国訴訟分析レポート
デジタルカメラ関連の特許侵害訴訟ほか 石塚 利美
・中国法事情レポート CCH Japan Limited
中国における衛星テレビ放送規制の改正 ナンシー・レイ
中国の証券投資ファンド法の発展 ヨンフ・リー
・米国コーポレート・ガバナンス・レポート
不正会計-全てはエンロンから始まった 菊田 良治
・福田隆のPL対策講座
米国の訴訟事例から学ぶ「設計上の欠陥」とは何か 福田 隆
・シリーズ 貿易実務家のための実践的法理論入門
貿易実務家のための実践的法理論入門-法理論の理解が、
紛争・不祥事防止の決め手に 新堀 聰