内容説明
「市町村合併」、「行政評価」など緊急課題に斬新な視点。企業改革手法の可能性の吟味。
目次
第1部 海外事例と民間企業に学ぶ(制度改革から運営改革へ;海外の行革・日本の行革;日本の再生と行政の経営改革)
第2部 知っておくべき先進自治体の動き(現場発の行政経営改革―自治体再生のためのヒント;検証:三重県庁の行政革命;役所の遺伝子を変える―福岡市役所のDNA2002計画)
第3部 これまでの常識を問い直す(実証分析:わが国の行政評価ブーム―人と組織と経営の視点から;市町村合併―経営改革手法としての疑問;地域の経営と競争力―雑木林経済論の考え方;新聞業界の構造改革)
著者等紹介
上山信一[ウエヤマシンイチ]
米国ジョージタウン大学研究教授。運輸省、外務省を経て多国籍の経営コンサルティング企業マッキンゼーに入社。92年から共同経営者。2000年夏に退任し、現職。専門は行政評価、行政経営及び企業の構造改革、経営戦略。日米を行き来し、大手企業・ベンチャーの社外取締役、顧問、中央省庁・自治体・政府系金融機関・博物館等の各種経営評価委員を務める。また、米国行政学会の行政経営センターと東京財団のフェローを兼務。行政経営フォーラム代表。1957年大阪市生まれ。プリンストン大学大学院(公共経営学修士)卒
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