出版社内容情報
〈不思議な民間信仰はまだまだ日本に生きている〉
〈なにかを願わずにはいられない人間の心を思索する〉
不思議な民間信仰はまだまだ日本に生きている──その信念のもと、各地に生存する、生活や習俗と密着したこわくてかわいらしい願いや信心を探し歩き、民俗学や怪談研究を活かした著者独自の視点で紹介します。「旅行や散歩を冒険に変える」手助けをする本です。【日常】【祭】【疫病】【死】【物語】をテーマに、神や自然、この場にいない人、あるいは未来など、見えざる対象に「〇〇しますように」と願う人間の「行為」を楽しみながら観察し、軽妙な文章で読者を不思議な旅へ誘います。
内容説明
不思議な民間信仰は、まだまだ日本に生きている―。各地に生存する、生活や習俗に密着したこわくてかわいらしい願いや信心を、独自の視点で紹介。“日常”“祭”“疫病”“死”“物語”をテーマに、神や自然、この場にいない人、あるいは未来など、見えざる対象に「○○しますように」と願う人間の「行為」をときに畏布し、ときに愛でながら、不思議な旅へ誘います。
目次
第一章 突撃、となりの願い事
第二章 オレたちもこの祭がわからない
断章 逆襲のアマビエ 病が流行れば呪術も流行る
第三章 あの世のぞき見紀行
第四章 願いと呪い物語と「ますように」
終章 失われゆく「ますように」
著者等紹介
井上真史[イノウエシンシ]
1985年、長野県飯田市生まれ。怪文化研究家。CRC合同会社(地域再生診療所)特別研究員。京都精華大学卒。同人誌版『現代「ますように」考』は、「勝手に選ぶ!妖怪アワード2019ブックオブザイヤー」を受賞。マニアックな京都のまち歩きツアーガイドとしても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チャッピー
メタボン
くさてる
わ!
Танечка (たーにゃ)