物語の生まれる場所へ―歌舞伎の源流を旅する

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物語の生まれる場所へ―歌舞伎の源流を旅する

  • 木ノ下 裕一【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784473045874
  • NDC分類 774
  • Cコード C0095

出版社内容情報

〈「生きるためには物語が必要だ」。気鋭の劇作家が書く、古典芸能と土地の想像力をめぐる紀行。〉
〈古典芸能を語る、新たな書き手の誕生。「なぜ、その土地が舞台となったのか」――物語の背景を読み直す新視点の紀行。〉

芸能についての深い知識と斬新な解釈で、演劇ファンから熱い注目を浴びる木ノ下歌舞伎主宰の著者初の単著。『東海道四谷怪談』『道成寺』『義経千本桜』……古典芸能の舞台となった土地を旅する紀行文。芸能というフィクションでありながら、なぜその土地が舞台に選ばれたのか。そこには、土地に生きた人々や歴史が引き寄せた必然性がありました。劇作家ならではの視点で、旅を通じて物語の背景を探ります。月刊『なごみ』連載の書籍化。

内容説明

劇団・木ノ下歌舞伎主宰。演劇界の寵児が書く、物語論、地政学、歴史とフィクションを呑み込む新しい紀行。

目次

わたしの天神さま―京都 芹生・園部『菅原伝授手習鑑』
ものがたりの寺―和歌山 道成寺『道成寺物』“前編”
荒ぶる神々の地―和歌山 真砂の里『道成寺物』“後編”
“ナニワ”をつらぬく物語―大阪 住吉『夏祭浪花鑑』“前編”
“ナニワ”をえぐる物語―大阪 日本橋・高津『夏祭浪花鑑』“後編”
物語の力―山口 壇ノ浦『義経千本桜』二段目
誰訪ふべくもない土地―大阪 野崎『女殺油地獄』『新版歌祭文』
都市を切り取る眼―東京『東海道四谷怪談』“前編”
境目の物語―東京『東海道四谷怪談』“後編”
苦しみの道行―大阪 俊徳道『摂州合邦辻』
生まれ直す場所―奈良 吉野『義経千本桜』“前編”
みなし子の足跡―奈良 吉野『義経千本桜』“後編”
義経の風景―京都・滋賀『勧進帳』“前編”
義経の海―敦賀・小松『勧進帳』“後編”
山越の浄土―岩手 平泉
物語の向こう側―岩手・宮城

著者等紹介

木ノ下裕一[キノシタユウイチ]
1985年、和歌山市生まれ。2006年に古典演目に現代的な解釈を施し上演する劇団・木ノ下歌舞伎を旗揚げ。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)大学院修了。博士(芸術)。NHKラジオ第2『おしゃべりな古典教室』進行役。平成28年度(第七十一回)文化庁芸術祭賞新人賞受賞。第三十八回(令和元年度)京都府文化賞奨励賞受賞。令和2年度京都市芸術新人賞受賞。2024年、まつもと市民芸術館芸術監督団団長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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空のかなた

16
木ノ下歌舞伎を立ち上げたのが著者。古典をベースに現代解釈を加え上演する。「道成寺物語り」編。安珍像と共に安置されている清姫像は穏やかな表情。蛇体と化す人間の心の恐ろしさや燃えるような執着心を経た後の姿か。女が蛇体(龍等も)に変化する話は他にもある。「法華経」、豊玉姫も海の神の娘であり、真の姿は八尋鰐(ワニ)だが女体となり山幸彦と婚姻する。どの章も古典の現地を実際に訪れている。「義経千本桜」では流転する義経編、奈良吉野を語る。徹底した合理主義者でもあった静御前との別れが義経にとって致命的でもあったとも。2025/02/01

Go Extreme

3
わたしの天神さま―京都/芹生・園部『菅原伝授手習鑑』 ものがたりの寺―和歌山/道成寺『道成寺物』前編 荒ぶる神々の地―和歌山/真砂の里『道成寺物』後編 ナニワをつらぬく物語―大阪/住吉『夏祭浪花鑑』前編 ナニワをえぐる物語―大阪/日本橋・高津『夏祭浪花鑑』後編 物語の力―山口/壇ノ浦『義経千本桜』二段目 都市を切り取る眼―東京/『東海道四谷怪談』前編 境目の物語―東京/『東海道四谷怪談』後編 苦しみの道行―大阪/俊徳道『摂州合邦辻』 義経の風景―京都・滋賀『勧進帳』前編 義経の海―敦賀・小松『勧進帳』後編2024/09/03

takao

0
ふむ2025/04/22

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