ホットプレートと震度四

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ホットプレートと震度四

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  • サイズ 46判/ページ数 184p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784473045799
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

〈「ホットプレートほしい人いませんか?」――或る日、或る食卓、9つの物語。〉
〈女も男も、子どもも大人も。誰にでも、感情を呼び起こす“食と道具”がある。〉

数々の「おいしい小説」を手掛けてきた著者が贈る――“食にまつわる道具”を通して揺れ動く老若男女を描いた短編集。「今年のゼリーモールド」「ピザカッターは笑う」「コーヒーサーバーの冒険」「あのときの鉄鍋」「水餃子の机」「錆び釘探し」「ホットプレートと震度四」「さよなら、アクリルたわし」「焚いてるんだよ、薪ストーブ」の9篇を収録。

内容説明

結婚祝いに贈られたお揃いの鉄鍋。夫の元カノから譲り受けるホットプレート。クリスマスプレゼントのピザカッター…“食にまつわる道具”をめぐり、揺れ動く心を切り取った短編集。

著者等紹介

井上荒野[イノウエアレノ]
1961年、東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。89年「わたしのヌレエフ」で第一回フェミナ賞、2004年『潤一』で第十一回島清恋愛文学賞、08年『切羽へ』で第一三九回直木賞受賞など、受賞作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

264
井上 荒野は、新作中心に読んでいる作家です。本書は、食に纏わる道具の連作短編集、オススメは、表題作「ホットプレートと震度四」&「さよなら、アクリルたわし」です。 https://www.book.tankosha.co.jp/shopdetail/000000001955/2024/02/22

いつでも母さん

173
“食にまつわる道具”をめぐる短編9話。正直言って少し苦手な井上さんだが、今作は好みだった(偉そうな私・・汗)とは言っても、やはり何とも言えない空気感はあって、タイトル作はこの二組でなぜ会う?だったし『さよなら、アクリルたわし』のその後は気になるしではあった。好みは人は大人になるを感じた『水餃子の机』ほろっとした『焚いてるんだよ、薪ストーブ』また、井上さんのこんな短編集を読んでみたい。2024/02/06

nonpono

139
良いお芝居や映画を見た後の煙草は美味しい。クールダウンみたいに。よい本もしかり。「食」にまつわる短編集である。昔、井上荒野の「ベーコン」に出てくる「食」にまつわり話でも唸ったけど。あれは、うる覚えだが水餃子がでてこなかったけ。本書は、切ない話もあるが、すぐに感じたのはわたしも好きな人と美味しいものを囲みたくなった。若い時は食べるより飲む方が先だったな。切ないし悲しい瞬間もある話もあるが、バランス、構成の良さを非常に感じた。本のキャッチコピー、「明日は、きっと、よい食卓」、この若干、カラ元気さが絶妙にいい。2024/04/26

やっさん

126
★★★ 「料理と家族」をテーマにした短篇。重い作品が無いから気楽に読める。別作品でも感じたことだけど、井上荒野さんは〝人と人との微妙な距離感〟を表すのがとても巧い。リアルすぎて、読んでる自分まで気まずくなる。2024/08/21

ma-bo

111
井上さんの作品は初読みです。食に関する物、道具が話の鍵になっていて、感情に揺れ動く人々を描く。ピリっとしたり、ホッとしたり、ホロっとしたり、短編9編なのでサクッと読めました。2024/05/02

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